山田音楽大臣が久しぶりに指導

編集室

2009年03月22日 15:24

歌うことの大切さを強調
3月、第3土曜日の指笛講習会終わる

指笛王国おきなわは毎月第1、第3土曜日の2回、午後2時から4時まで、西原町中央公民館で定例指笛講習会を開いています。

第3土曜日にあたる21日は、久しぶりに山田音楽大臣が参加し、体のストレッチ、呼吸法の指導のあと、キーボードで伴奏しながらメロディー指笛の指導を行いました。

丁寧に指導する山田音楽大臣(左上)


左手でキーボード、右手で指笛の山田大臣


『花』の合奏などに取り組みました


この日の参加者の大半はメロディーグループでしたが、初心者2人に対しては、浦崎教育大臣が熱心に指導しました。一緒に初心者の指導に入っていた垣花国王は、教育大臣の話を聞いて「私の吹き方は唇に力を入れすぎているようだ。吹き方の基本からもう一度学んで、改善したい」と話していました。

国王と初心者は手鏡を持ち、浦崎教育大臣の指導を受けました


教育大臣記
『3人への指導は7の字のひとさし指を、目いっぱい口に入れる。その要領は指と唇は全く力を抜き、唇で指を「ぱかっと」はさみ上下の唇を出来るだけ近づける。唇は鳴らすときだけ硬くし、強く出した息でブルブル振動させる。
その効果は
国王は力を抜くことで息に余裕が出るように感じ、金城さんは指が深く入り指笛本来の音に近づき、一人はまだ練習が必要』

山田音楽大臣からは、8月23日に「海のトランペットー対馬丸の子どもたちー」(混声合唱組曲)を歌う合唱団の団長を務めることになったことの報告がありました。
山田大臣は、「作曲の池辺先生とは、『悪魔の飽食』の沖縄公演以来のお付き合いです。その縁もあり今度の団長をつとめることになりました。男性の団員を募集しているので、指笛王国のみなさんにも協力して欲しい」と語るとともに「歌を歌うことは、指笛の正しい音階や演奏技量を高めることにも繋がります。正しく歌えるようになることはとても大切です」と強調していました。

いつも中盤の休憩時間を利用して持たれている交流タイムを、この日はみんなが集まる時間にばらつきがあり、開始が遅れたため講習会の前に設定しました。
このなかでは、先日(3月7日)の東村つつじ祭りへの参加者の感想も出し合い、有意義だったことを振り返りました。
・ 雨が幸いし、花見客が(雨宿りを兼ねて)演奏会場のテントに集まってくれたので、大勢の観客の反応を肌で感じながら演奏  した。みんな(指笛で)こんなことができるのかとびっくりしている様子だった。
・ 世界一になった実績のある西原高校のマーチングバンドのメンバーも熱心に耳を傾けていたので嬉しかった。
・ 出演の機会も増えて楽しかった。これからも頑張りたい。
・ 東村への道のりは、東回りよりも西側のほうが8キロメートルほど近かった。
・ 伊志嶺さん(初心者担当大臣)の奥さんの手作りのさーたーあんだぎー(砂糖てんぷら)はとてもおいしかった。
  などの感想が出されました。

午後4時に集合写真を撮って、講習会を終えました

参加されたみなさん、お疲れ様でした。
次回の定例講習会は、4月4日(土)、午後2時から4時まで
西原町中央公民館で開かれます。


混声合唱組曲「海のトランペット」
男性の合唱団員を募集中
8月23日に浦添市てだこホールで公演へ
山田健さんが団長を務め、指導します

21日の指笛定例講習会で山田音楽大臣からお話のあった「海のトランペット」関連の情報は、下記のとおりです。
女性の団員約60人はすでに決まっているそうですが、男性がまだ10人ほどと少ないため、現在も募集しています。
山田大臣は「責任を持って私が指導します」と、応募を呼びかけています。
団員になり、演奏に参加するためには、団費を月額2千円(4月から8月までの5ヶ月分で1万円)
納めるとともに、練習に参加することが必要です。
どうぞ、みなさん積極的に応募してください。
お問い合わせは直接山田健団長にしてください。
山田団長の電話は 090-3790-5089 です。

作曲は池辺晋一郎先生
混声合唱組曲

海のトランペット [対馬丸の子どもたち
]

児童合唱・混声合唱とピアノのために
車木蓉子 詞
この作品は20年ほど前に作られ、演奏されてきたもので、今回は、今年が対馬丸が米海軍の魚雷で沈没してから65年になることから、沖縄での公演となったものだそうです。


対馬丸関連情報は「対馬丸記念館」で検索するか、次のホームページアドレスへどうぞ

http://www.tsushimamaru.or.jp




(垣花記)